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飴色のテーブル 

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  • 10年程お使いになっていたタモの座卓をお客様からお預かりして、テーブルに作り直す仕事をしています。

    理由はご自宅をリフォームしたことによって住環境が変わり、床座の暮らしから椅子の生活になったため。
    大切に使ってきた座卓をどうにかテーブルにできませんか?というお客様の心温まる想いをしっかり受け止めての製作です。

    大切に使っていたご様子は見てすぐに分かるほど、その座卓は綺麗でした。
    勿論キズなども付いているのですが、色艶といい、とても美しく思わずそっと撫でたくなる程です。
    きっと大事に手入れもされていたのでしょう。

    但し、テーブルに作り直すことは、実はそう容易ではありません。
    単純に脚を伸ばせばテーブルになるかという発想は勿論×
    新たに強度を計算して組手などを考え直す必要もありますし、お使いになっている椅子のデザインとのバランスもあります。
    そして何よりの乗り越えるべきハードルは「色」。

    タモ独特の黄色+時間が作った赤褐色が加わり、深い飴色になっている甲板に、新たに作った脚を含めた本体部分の色を合わせる必要もでてきました。

    「もう少し黄を足そう」
    「赤味も必要だね」
    「深さを出すために茶も加えよう」
    と、二人で相談→討論→激論→納得を経て、昨日塗装一回目を施しました。

    自然と時間が作り出した色を真似るのは無理といっても過言ではないかもしれないけれど、絶対喜んでいただける!そう思える色を作れたことに満足しています。

    お届けはもう少し先・・・
    これから、オイルを塗っては研ぐという作業を繰り返しながら、タモが持っている奥深い光を引き出してあげて完成です。

    kouita.jpgashi.jpg




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