珍客到来! 


工房の庭には、四季折々色々な野鳥が遣って来ます。
鳥の名前には詳しくないけれど、様々な歌声を披露してくれるので、
疲れた体と心を癒してくれる大きな楽しみの一つでもあります。


いつものように、疲れた目を休めるために庭を見ていると…

「ん?」




どこから遣ってきたのか、大きな亀がノソノソと芝の上を歩いているではありませんか!

どうやら、連日の大雨の影響で水位の増している川から上がってきたようです。
赤茶けた甲羅の色から見ても、温泉成分が含まれている工房前の小谷川に
住んでいた事は間違いなし。
(硫黄の影響で、川の岩はどれも赤褐色になっています。)

と言っても、川から工房の庭までは急な崖を登ること十数メートルはあります。
体の大きさと亀の歩くスピードを考えると、物凄い長旅。


亀の様子を見ていると、元来た道を帰るのではなく、何となく迷子になっている感じ。
川に戻るにしても、国道を渡らなくてはいけないし、亀にとっては無理難題。


DSCN3855-1.jpg


暫く考えた末、川に戻してあげる事にしました。
でも、手で持って行く勇気はないのでバケツを用意。
思ったよりも大きいので、何度となく這い出そうとする亀に悪戦苦闘しながら、
何とか水辺へ返すことができました。

水位は変わらず多かったので、浅瀬にそっと・・・
暫くすると、自分から流れの緩やかな川へ戻って行きました。


鶴の恩返しは聞いたことあるけれど、亀の恩返しは聞いたことないかぁ。
当分の間雨の多い日が続くだろうけど、あの子は今頃一体何してるだろう?