材との出会い 

爽やかに晴れた昨日、友人から良い水目桜が入ったとの連絡があり、
山向こうの町へ木材を見に行きました。

製材所へ行くと、丸太の水目桜と欅がゴロンと十数本。
木口を眺めては材の良し悪しを見て、分けてもらうことに決定。

これは茶筒が挽けそうだから、90で割いてもらおう。
これは35がいいね。椅子の座面やテーブルに使おう。


それぞれの材の太さや長さを見て、厚みを決めていき、木挽きもしてもらうことに…

乾燥を考えると、実際に使えるのは3、4年先のことだけど、
虎斑が綺麗に出た美しい木肌を見てはゾクゾクし、
この材から生まれるであろう物づくりを考えては胸高まる私たち。


工房へ着いてからのまず最初の仕事は、皮剥き。
一枚一枚、刃物を使って剥いていく作業は、かなりの重労働。
おまけに水分をたっぷり持っている生木の重さは半端ない。

これが終わったら、今度は桟積み。
一枚一枚風が通るように、積み上げているのも一苦労。

陽に当たり、雨を受け、風に吹かれながら、じっくり乾いていく木を見守るのも作業のひとつ。
虫が付かない様、カビをもらわない様、しっかり見守らなければ。

自然乾燥させた材の、人工乾燥とはまた違うしっとりした美しい仕上がりのためには、どの作業も手は抜けない。



今回分けてもらった材は、軽トラ4台分。板にすると100枚近く。
数年後、この材から自分たちは何を作り出しているだろう。