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兎年の女の子への贈り物 


森の緑を見て何思う・・・


兎年の小学生の女の子への贈り物に、うさぎの木彫を彫りました。
可愛らしい女の子と聞いて、つぶらな瞳の愛らしい兎に仕上げました。

ご両親から6月生まれのお嬢様への誕生日プレゼントとのこと。
戌年生まれのお姉ちゃん、お兄ちゃん(双子)にも3月に子犬の彫り物を二匹お届けして
いますが、他にない粋な贈り物を考えるご両親に感服です。


070523usagi-1.jpg「十二支」とは不思議なもので、
自分の干支に愛着を感じる人も多いとか。
斯く言う丑年の私も、牛には自然と目が行き、
昔から愛情を感じています。
本当に不思議。

良く考えたら、自分の干支は彫ったことがありません。
今度、彫るのも面白いかもしれない・・・
自分の手から生まれる牛はどんなだろう?
我ながら楽しみだったりします。

 ▲つぶらな瞳の微笑みうさぎ

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良き友たちと、一緒に過ごした夜 



三日月と満点の星が綺麗な昨日の夜、
工房の庭で気の合う仲間と
美味しい食事と賑やかな会話を楽しみました。


不思議な位、時間はゆっくり流れ、
気が付けば日付はとうに変わり・・・。


色々な巡り会いの中で、
彼らに出会えたことの幸せを
胸いっぱい満喫できた夜になりました。


「またね」
別れ際に交わしたその言葉が
私の胸にジンと響いたのは何故だろう。


「またね、ありがとうね。」
良き友に出会えた喜びのせい・・・かも。


   ▲前菜(?)の炭焼き空豆。甘くて美味!

お気に入りの場所 



日暮れ迫る夕方、「帰ろうか」に「夕陽見に行く?」の問い掛け。
勿論私から出たのは「うん」の二つ返事。


工房から程近いところに、夕陽が綺麗にみえる好きな場所が幾つかあります。
その一つが柳平。
ぐるーっと360度、霧島連山は勿論、遠くの開聞岳まで見渡せる大パノラマが広がるところ。
駐車場から歩くことわずか10分でこの景色が楽しめるとは、本当に幸せ。


丘にいた先約の夫婦鹿は、私達の姿を見るなり風を切るように駆け走り、
森へ消えて行きました。
ごめんね、邪魔しちゃったかも・・・


聞こえてくるのは・・・、何もない。
耳に入るのは風の音だけ。静寂もまた愉しい。


ベンチに寝そべって、暮れそうな空を眺めてみました。
広すぎて焦点が合わない大きな空。はぁ、綺麗。

持ってきていた温かい麦茶を飲んでは、
「今月で独立して7年目に入るね」なんて他愛もない話しをしたり。

不思議なくらい時間はゆっくりと過ぎ、ふと西の空を見てみると、
夕陽も沈み、影絵の世界が広がり初めていました。

「写真撮ろう」
「写真には納まらないよ、きっと」
「・・・そうだね、多分」

次の日、撮った写真を見てみました。
ダメだ、やっぱり納まっていない。

足りないのは、カメラの腕。
そして、そこに流れていた心地よい風と草の音。

「また行けばいいね」
「うん」

DSCN3749.jpg

テレビの取材 


▲展示室の作品を取材中


久しぶりに寒い一日になった昨日、KTS(鹿児島テレビ放送)の方が取材にいらっしゃい
ました。

「お久しぶりです!」から始まった取材。
ディレクターの山元さんとリポーターの武田さんとは約4年ぶりの再会でした。
お二人とも変わらず、お元気そうで何より。
その笑顔に会えて、何だかとても嬉しくて一人テンションが上がる私がそこにいました。

「作業場広くなりましたか?」
「展示室改装したんですね!」

4年の月日を経て変わった事などを話したり、会話も弾みとても楽しい取材になりました。


今回の取材の放送は明日。
『手作り家具の魅力』という特集の中で、私達の工房もご紹介いただけることになりました。

改めて自分たちの家具の魅力と問われても難しいところなのですが、
武田さんのインタビューの腕所の素晴らしさでかなり自然に色々なお話しができました。


急なお知らせになりましたが、ご覧ください。



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放送予定日はこちら

→ 5月18日(金)午後2時5分~ 「情報WIDEつぼチャンネル」

放送番組のHPはこちら

→ http://www1.kts-tv.co.jp/tsubochannel/

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余談
ディレクターさんは半袖のTシャツ、武田さんも薄手の洋服、
スタッフの皆さんも決して厚着とは言えない服装。
因みに私達はしっかりジャンバーやらジャケットを着込んでいます。
放映画面に写っている武田さんと私達の服装の違いに驚く方も多いかもしれませんね(笑)。
「霧島を舐めてました」と言う皆さんでしたが、この日は久しぶりに雨風強く寒い一日
だっただけに、風邪を引かなかったかと心配しています。
大丈夫だったかしら???

愛着 

昨日の出来事。

傘の柄に名前を彫っていただきたいのですが・・・
工房へ来ると、1本の留守電が入っていました。

急いでお知らせいただいていた携帯に電話を掛けると、すでにこちらへ向かっているとの
こと。
聞けば車で三時間は掛かる遠方から態々車を走らせてくださっている。

「お預かりして後日お渡しと言うことでもよろしいですか?」の問いに、
「ご無理を言ってすみませんが、今日中、1時間程で出来ませんか?」との返事。
傘の本数は五本。五人家族分の名前を彫ってほしいらしい。
時間はギリギリ、いやもう少し掛かるかもしれない。あぁ、難しいかも。

「まずは見せてください。話しはそれから・・・」
取り合えず、用件だけ伺って電話を切りました。

一時間後、優しい笑顔の男性が工房を訪れました。
人の心を動かすのも、やはり同じ人の心。
お忙しいご事情、遠くから来てくださったことを考えるとお断りできず、
お人好しとも思える自分を少し反省したり・・・複雑な心境な私。

「1時間後には彫り上げます。それまで暫くお待ちいただけますか?」


色々言う余裕があるのなら、お客様のためにもまずは彫ろう!
既に研いで準備をしていた鑿を持ち、早速彫り始めました。


刻々と過ぎる時間と共に、真っ黒に塗装された傘の柄には、
真っ白な名前が次々と浮かび上がっていきました。
さながら木版画の様な仕上がり。
自分で彫っておきながら「何て粋なんだ。格好良い。」と呟きながら鑿を進める私。

予定の10分前には彫り上がり、丁度工房へ再度来てくださったお客様にお渡しできまずは
一安心。

「こちらです。木版画の様な仕上がりになりました。素敵だと思うのですが・・・」と私。
「素敵です。世界に一つだけの傘になりました。ありがとうございます。」男性の顔がパァッと輝きました。

良かった・・・

ご本人もおっしゃる通り、それはお世辞にも高価な傘ではありませんでした。
でも、こうして名前を入れることで、その傘への愛着は想像以上に深まるものなのかも
しれません。

そんな粋な贈り物をしていれる旦那様+お父さんを持った家族を想っては、
幸せのお裾分けをもらったようで、私の心まで温かになった出来後でした。


今日の午後から鹿児島では雨が降るとの予報。
昨日名前を彫ったあの傘たちは、今日がデビューの日なりそうです。
間に合って良かった。

材との出会い 

爽やかに晴れた昨日、友人から良い水目桜が入ったとの連絡があり、
山向こうの町へ木材を見に行きました。

製材所へ行くと、丸太の水目桜と欅がゴロンと十数本。
木口を眺めては材の良し悪しを見て、分けてもらうことに決定。

これは茶筒が挽けそうだから、90で割いてもらおう。
これは35がいいね。椅子の座面やテーブルに使おう。


それぞれの材の太さや長さを見て、厚みを決めていき、木挽きもしてもらうことに…

乾燥を考えると、実際に使えるのは3、4年先のことだけど、
虎斑が綺麗に出た美しい木肌を見てはゾクゾクし、
この材から生まれるであろう物づくりを考えては胸高まる私たち。


工房へ着いてからのまず最初の仕事は、皮剥き。
一枚一枚、刃物を使って剥いていく作業は、かなりの重労働。
おまけに水分をたっぷり持っている生木の重さは半端ない。

これが終わったら、今度は桟積み。
一枚一枚風が通るように、積み上げているのも一苦労。

陽に当たり、雨を受け、風に吹かれながら、じっくり乾いていく木を見守るのも作業のひとつ。
虫が付かない様、カビをもらわない様、しっかり見守らなければ。

自然乾燥させた材の、人工乾燥とはまた違うしっとりした美しい仕上がりのためには、どの作業も手は抜けない。



今回分けてもらった材は、軽トラ4台分。板にすると100枚近く。
数年後、この材から自分たちは何を作り出しているだろう。



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