悲しい出来事 

昨日の昼過ぎのこと。

道路向いの山中彫泉堂の良行さんと
薪ストーブを囲んでお昼休みのお喋りを楽しんでいました。

ふと外を見ると、工房の庭を横切るおばさんが一人。

ウォーキングや犬の散歩道として横切る方は多いので、
いつもの事と気にしていなかったのですが、どこか様子がおかしい。

もしかして!

そう思い外に出てみると椎茸のほだ木を置いてある木陰の方から
出て来るではありませか!

はっきりと現場を押さえた訳ではないので何も言えなかったのですが、
明らかに不審な様子でそそくさと立ち去るおばさん。

人がいないと思っていたら、
急に出てきたので慌てたのかもしれません。

人が一生懸命に育てているものを、
何も考えずもぎって帰ろうとするなんて本当に不届き物!

椎茸を自分の子供のように大切に育て、
毎日面倒を見ている主人の怒りは沸騰しそうなくらいでした。




今までそんなことが起きるなんて、
脳裏にも浮かんで来なかった平和な私達の日常が崩された感じです。

人としての当たり前の道理が分かっていない方が、
すぐ近くに住んでいることが本当に悲しくてなりません。

人を疑ったり、そういう余計な疑念から離れた生活をしていたはずなのに、
急に変な気を使わなくてはいけなくなってしまったことが淋しくてなりません。

工房に来て、椎茸の成長を見るのを楽しみにしていた私達ですが、
近いうちに、人の入って来ることのない自宅の裏庭へほだ木を移すことに決めました。

何だか悲しい。
できれば、とっ捕まえて心境を聞いてみたかった。
そして、説教したかった。

人として寂しい生き方はしたくない。

そう思わせくれた反面教師に感謝して、この怒りを納めることにしましょう。
難しい心境だけど、それしか方法はないようです。


  
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