チョコレート 

先日「世界がもし100人の村だったら」というテレビ番組を見ました。その中に登場したガーナのカカオ農園で働く幼い兄弟の話が胸を突き、今日も頭から離れずにいます。カカオが何になるかも知らずに、朝から晩まで働く小さい体。生活のためとは言え、彼らが置かれている理不尽な環境にただ言葉を失うばかりでした。

私のストレス解消+自分へのご褒美アイテムのチョコレートの味が今日は少し違っていたのは確かなこと。ただ、彼らの様子を知ったから急に在り難く食べるという自分は少し愚かな気もしています。自分が考えていたような農場で大人の人が働いていたってカカオはカカオ。一生懸命育ててくれたものなのだから価値そのものは変わらないはずですよね。

ただ、<物>の向う側の景色を知ることで新しい感情が生まれると言うことはよくあることです。
私たちの物づくりも同じ。ご注文いただいてお作りする際には、進捗状況をメールやお便りで逐一お知らせすることにしています。お知らせする内に<物>への想いは自然と深まって行き、お届けするときにはまるで新しい家族を迎え入れるような気持ちになっているから不思議です。作りてとしてもこの歓迎ぶりは毎回ほんとうに嬉しいものです。

<物>の向こう側にある景色やその温かさを知れば知るほど、人はその<物>を大切にしようと思うもののようです。